オリエンテーリングって何?

オリエンテーリングというのは、自然を舞台にしたアウトドアスポーツです。
舞台は、森や山といった自然の中です。最初、地図を渡されます。
地図には、チェックポイントの場所が記されています。
競技者はそのチェックポイントを順番に回ってくるわけです。
チェックポイントにはポストと呼ばれるオレンジと白の旗のようなものがおいてあります。
で、そのチェックポイントを回ってくるタイムを競うわけです。

あと、地図だけでなくコンパス(方位磁石)も使います。
宝さがしみたいなものをイメージしてもらえば分かりやすいんじゃないかと思います。
地図にはいろいろと細かいことまで(どの辺がヤブで通りにくいとか、)載っています。
ポストからポストまでは、斜面やヤブによって必ずしもまっすぐ進めるわけではないので、
人によって通るルートがわかれます。
どこを通っていこうかと考えたりするわけで、
足の速さやスタミナだけでなく、地図を読みとる力(読図力)も必要となります。
とても奥の深いスポーツです。

森の中を駆け抜けるのは、なかなかに爽快感があっていいものです。
でも、通りすがりの人にたまに声をかけられます。
「何やってんの?」みたいな感じで。
まぁここでキチッと説明してあげるのが紳士なのですが、
そんなことしてる間に抜かれちゃったりするので、そこはさらっと流して先を急ぎます。

オリエンテーリングは基本的に何を着てやってもいいんですが、ユニフォームもちゃんとあります。
「トリム」と呼ばれるもので、これがまた大変通気性がよろしいです。
ただ唯一の弱点として、見た目ちょっと恥ずかしいかもということですかね。
もちろんオリエンティアはすでにもう慣れてるので全く問題ありません。

オリエンテーリングは、オリエンテーションと間違われがちです。
オリエンテーリングをやってる人は、オリエンテーションと間違われるとなぜか怒ります。
くれぐれも間違わないように!
ing形です。


それじゃ次にオリエンテーリングの良いところを説明させていただきます。

その1 森の中のおいしい空気(マイナスイオン)をいっぱい吸って、健康になった気がします。

その2 いろんな野生生物に出会えます。ウサギとかカモシカとか、クマ(!)とか。まぁクマになんて出会うことはめったにないのでご安心を。

その3 地図を読む能力を身につけることによって、普段道に迷うことが少なくなります。ひいては、目まぐるしく変わっていく現代社会でも己を見失うことがなくなります。・・・ちょっと大げさか?

その4 その他いろいろ。




BY元気



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